【20校の中から武田塾へ】慶應義塾大学商学部に合格!美甘さん編

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みなさんこんにちは。
武田塾 教務部の高田です。
今回も志望校に合格を掴み取った武田塾の生徒さんを紹介する合格者カレンダーです。

今回の生徒さんは、武田塾 御茶ノ水本校に通いながら浪人生として受験勉強を行い、最難関私立大学である慶應義塾大学 商学部に合格を遂げた生徒さんの美甘さんになります。

現役時代は日本大学レベルの大学に受かるという状況で、横浜国立大学・明治大学・青山学院大学・日本大学に受験をしますが、日本大学のに合格という結果で横浜国立大学・明治大学・青山学院大学は不合格でした。

浪人生として勉強をした1年の間勉強法をいろいろ工夫し、様々な出来事があっての合格だったため、合格がわかったときは「やっと大学生になれる!」と、とても楽しみな気持ちが大きかったとのことなので、その1年間の浪人生活を振り返ってみましょう!

現役時代のレベルは基礎レベル……!?

記事の冒頭でも述べている通り、現役時代は横浜国立大学・明治大学・青山学院大学・日本大学に受験をしましたが、日本大学のみ合格で横浜国立大学・明治大学・青山学院大学の大学はすべて不合格という結果でした。

日本大学に行くくらいなら浪人してもっと偏差値の高い大学に入るよ!ということで浪人を決意します。

周りの受験生よりも勉強時間は確保して頑張って勉強に向き合ってきたのになぜ成績が伸びなかったのだろうかという点について浪人が確定した3月に良く考えていたそうです。

そして、今度こそ失敗することはできない、必ず合格したいという思いから、塾選びで失敗するわけにはいかないと思い、浪人の3月に約20校の塾の説明会に申し込み、塾の説明会に参加するのですが、塾で様々な人と話しをしていく中で自己分析をした結果自分の勉強法に問題があったということに気が付いた美甘さん。

日本大学しか合格できなかった現役時代の美甘さんですが、現役時代を振り返ると勉強量は多く確保できていたものの、成績が伸びなかったことから勉強の質の部分が不足していたと感じるそうです。例えば過去問、過去問を解く際にはただ解いているだけで原因分析の部分に時間をかけておらず、ただ解くだけという状況になっていたことが要因だと語ります。

自分の弱点や反省点を踏まえたうえで、自分は武田塾の自分だけのカリキュラムを組むことができ、自学自習の質を重要視しており参考書で基礎を固めることができる、さらに勉強法・指導方法が合っているということで武田塾に入塾を決めました。

しかし、武田塾入塾前の懸念点は、「自分次第になるところ」でした。

春からの勉強方法

春からは武田塾のルートで基礎固めを始めました。
基本ペースよりも早く進めることができたため講師と相談をしてスピードアップ!

当時の美甘さんの生活スケジュールとしては、朝7時に起きて9時に武田塾に到着。勉強を始めて基本的に武田塾には夜29時まで滞在をします。少し早く帰る日もありましたが、ストレスをためないように工夫しながらしっかりと勉強時間も確保したりして1日の勉強時間は休憩を入れてなんと10時間で勉強している時間は8∼9時間とかなりの時間を程確保できていました。

春には基礎の確認がしっかりできており、穴がなく進めることができていたそうです。

284ページに掲載された比較的少ない問題で基礎を短期間でマスターできる数1Aの問題集「数学1・A基礎問題精講」と中堅私立大学・共通テストレベルの長文演習をしたい人向けの英語長文読解問題集「関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)」、高校英語の英文法の基礎を固めることのできる「大学入試 肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」、さらに「ゼロから覚醒はじめよう現代文」、古文の勉強の第一歩として取り組むことのできる参考書「古典文法スピードインプット」などの基礎を学ぶことのできる参考書を通して基礎学力を身につけていきました。

現役時代は映像授業を提供している塾に通っていたものの、授業を聞いて内容を分かったつもりになってしまっていた部分も多く、基礎である文法や熟語に穴があったため基礎から勉強し直したことで抜け漏れがないと実感することに成功します。

参考書をすべて2周したことで定着率を確実に上げていきました。

春時点での志望校は慶應義塾大学ではなく、神戸大学でした

春時点での志望校は慶應義塾大学ではなく、55〜67.5の高い偏差値を誇る国立大学の「神戸大学」でした。

夏ごろになると現役の時の貯金が覚醒したような感覚で、ようやく手ごたえを感じ始め、夏に英語長文読解にも突入し、比較的スムーズに解くことができるようになり、一気に成績が伸び始め理解度も同時に一気に上がったそうです。

数学は基本的な公式や定理は身に付いていることが前提で基礎レベルより少し難しい問題集の「文系の数学 重要事項完全習得編」、MARCHや関関同立対策におすすめの参考書「文系の数学 実戦力向上編」と記述や証明問題が演習できる二次試験で数学を利用する受験生におすすめの問題集「国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B」に6月頃に取り掛かります。

「文系の数学 重要事項完全習得編」は、比較的順調に進んだものの、2冊目のMARCHや関関同立対策におすすめと言われている問題集「文系の数学 実戦力向上編」で少し躓いてしまいましたが、「文系の数学 実戦力向上編」「国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B」の2冊に取り掛かってからしっかりと考えられるようになったそうです。

夏から9月頃にかけての模試で今までの成果を発揮!?

夏から9月頃にかけての模試で数学は伸びているという実感と共に成績もしっかりと伸び、国語は全教科の中で1番成績が上がった科目でした。現代文を数学的に考えるというアドバイスをもらったため、そのアドバイスをもとに得意な数学を活かして成績を伸ばすことに成功したのです。

現代文の成績を伸ばすために役立ったと感じている参考書は
「現代文読解力の開発基礎講座」
「国公立標準問題集 CanPass 現代文」
の2冊です。

「現代文読解力の開発基礎講座」は国公立・難関私大レベルの現代文対策におすすめで、ハイレベルな文章が掲載されているものの付属している解説がとても丁寧なのでわかりやすいと評判です。

一方で「国公立標準問題集 CanPass 現代文」は記述が出題される国公立受験者におすすめされている参考書となっており、国公立レベルの記述問題が数多く演習することができ、基本的な問題から順番にステップアップしていくことができるので記述問題が苦手な人でも挑戦できる1冊になっています。

志望校を神戸大学から慶應義塾大学に変えた理由は?

美甘さんは秋に志望校を変更します。
もともと国立大学の神戸大学を志望していましたが、最難関私立大学の慶應義塾大学に変更。

東京の大学で様々な人と関わり、自分が将来何をしたいのかについて考え・見つけたいという理由が1番大きかったです。美甘さんの将来の夢は起業すること。起業している卒業生の多い慶應義塾大学であれば参考になる人も多く、自分の視野が広がるのではないかと思ったそうです。

しかし、慶應義塾大学の商学部の入試方法は少し特殊で、英語・数学・社会受験という難しい受験方法となっています。社会科目に関しては現役時代に日本史を選択していた美甘さんには合わなかったため、浪人生の時は専攻を日本史から地理に変更しました。

とはいえども、11月まではあくまでも国立大学が第1志望で、慶應義塾大学も一応受験はするものの第1志望というわけではなかったため、そこまで力は入れておらず、地理は共通テスト対策という感覚だったためこのままでは間に合わないということで「地理一問一答B」を解いて何とか間に合わせます。

11月に志望校を変えるもしっかりと対策をして志望校の慶應義塾大学 商学部に無事合格|まとめ

11月に志望校を国立大学から私立大学に変更してからは、慶應義塾大学の対策をしっかりと行い、過去問題にもたくさん挑戦した美甘さmm。ほかの受験生との違いとしては、原因分析で課題を洗い出し、2周目で身についているかしっかりと確認をしていた所が違う点だと話してくれました。

共通テスト前日は近況で眠れず…..睡眠不足の状態で受験したものの、無事に1∼2日目も終えることができ、併願校には合格。

・立教大学
・法政大学
・日本大学

上記3つの大学が滑り止めだったのですが、現役時代に不合格になっていたMARCHにも合格できました。

いよいよ本命の慶應義塾大学。

英語は自信があった美甘さんですが、いつも通りに解くことができず、諦めそうになるくらいできませんでした。しかし、諦めることなく数学と地理を頑張った結果挽回することに成功。慶應義塾大学は無事に合格という結果になりました。

商学部以外では経済学部も受験し経済学部の方が自信があったが不合格。
そして早稲田大学も受験したものの不合格。MARCHの青山学院大学にも合格し、上智大学でついては補欠で合格することができました。

1年間の浪人生活を経て現役では日本大学しか合格することのできなかった美甘さんでしたが、1年間しっかりと対策を行ったことでMARCHの立教大学・法政大学・青山学院大学・上智大学に合格することができ、第1志望だった慶應義塾大学 商学部にも合格を果たしました。

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  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!